b(+v)log by mamewo

軛(くびき)から解き放たれて

まるで魂が肉体から抜け出そうとしているみたい

かさり…
という音に振り向くと
足もとにプラタナスの皮が落ちていた。

丁度今がその季節なのだろう。
あっちの木でもこっちの木でも
きれいに皮が剥がれていた。

ようこそ地球へ

いつものようにスーパーで「半額」パンを買い
いつものように帰る道の途中
近くの花壇でなにやら“宇宙的”なモノをみつけた。

1cmにも満たないその透明なボディの下では
本体らしき部分が緑やオレンジに発光し
頭では短いアンテナがクルクルとせわしなく動いている。

果たしてコレは生物なのか。
それとも遠い星からやってきた
オーバーテクノロジーの産物なのか。

透明なボディの下で光るカラダ… 果たしてコレは!?

家に帰って調べてみると
その正体は「ジンガサハムシ」。
カブトムシなどと同じれっきとした甲虫のなかま…

とのことだけど、ほんとうのところは定かではない。

薄っぺらいヤツ 2010

昨年の春に気になった「薄っぺらい」アイリス
花が咲いたら種類を調べてみようと楽しみにしていたのに
結局1つも花をつけず、そのまま枯れてしまった。

昨年見つけた“薄っぺらいヤツ”

所詮は“薄っぺらいヤツ”だったということか…

あれから1年
今年の“ヤツ”は、見違えるほど大輪の花をたくさんつけていた。
「1年」って、それほどの時間なんだと驚いた。

今年はこんなにたくさんの花をつけた

葉っぱの数も比べものにならない。
1枚1枚は薄っぺらくても
これだけあれば、たっぷり陽の光を浴びることができるはず。

で、肝心なその花の種類だけど
花びらの付け根にびっしり生えたヒゲ?からして
どうやら「ジャーマンアイリス」だったらしい。

花びらの付け根のヒゲヒゲはジャーマンアイリスの特徴

球根ではなく根茎で育つジャーマンアイリス
来年はもっともっと株も増え
もっともっとたくさんの花をつけるかもしれない。

うしろのくるり

気になる花の1つに
「ミヤマオダマキ(深山苧環)」がある。
気になるのはその花の形。

こんなつぼみのうちからしっかり“くるり”

花びらの付け根がすーっと後にのび
そこで“くるり”と丸まっている。
そんな花びらが全部で5枚。

距(きょ)というらしいこの“くるり”。
いったいどんな進化の道を通って
こんな形になったんだろう…

春苔

今日は風こそ強いものの
天気はとても良く
歩いていても気持ちがいい。

ふと見ると
歩道の脇の植え込みが
ところどころ赤く光っている。

なんだろう…

近づいてよく見てみると
何やら細くて赤い糸のようなもやもやが地面を覆っている。
どうやら苔から出ているらしい。

まだ少し雪の残る歩道脇の植え込み

色的には枯れた感じだけど
さわってみると押し返すような弾力があり
確かに“生きてる”感触がする。

石垣の間にも小さな苔の山

きっとこれは苔の芽なんだろう。
日を浴びて赤く光る糸のような苔の芽
小さな世界の力強い春。

日を浴びていっせいに赤い芽を出す春の苔

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