b(+v)log by mamewo

みやこわすれ

久しぶりに風邪をひいた。
鼻と喉にきている。
それと口内炎・・・
これは関係ないんだけど、なんだか踏んだり蹴ったり、という感じ。

風邪はひいてもチョコレート。
小雨の中を買物に出かけると、
近くのお庭に“みやこわすれ”がたくさん咲いていた。
紫の花の色も、その花の名前も雨によく似合う。

みやこわすれ

昔、お花屋さんで働いていた時、
いらなくなったみやこわすれをもらって帰ったことがある。
花瓶なんてシャレたものは持ってなかったので、
350mlのジュースの瓶にアクリル絵の具で色を塗り、
急造の花瓶をこしらえ、それに入れておいた。

1週間経ち2週間がすぎ、
それでも花は咲き続けた。
見えない瓶の中はいったいどうなってるんだろう・・・
なんだか想像するのも怖くなり、
そのうち見て見ない振りをするようになった。

やがてひと月が経ち、
勇気を出して瓶から花を抜いてみると、
中は花からのびた根っこでいっぱいになっていた。
ぎっしりと絡み合った根っこに、
「生きるんだ」という強い意志を感じた。

その後、
花はアパートの外の植え込みに植えた。
もう15年も前の話。

リラの香り

濃い紫のライラック(リラ)が、今まさに満開。
下を通るとその香りに思わず振り返ってしまう。

今年は春が遅かったのと、
そのあと急に暖かく(暑く)なったのとで、
桜などの花の期間が短かった気がする。
おかげで白樺花粉の影響も少なくてすんだ。

一方ライラックは、
その暖かさのせいか、いつもより早く咲いたみたいだけど、
その分だけ長く咲いている気がする。
もともと濃い紫の花は、ほかの色に比べて咲くのが遅いようだけど、
最近は少し肌寒い日もあるから、そういうのも関係してるのかもしれない。

それにしてもこの濃い紫のライラック、
見るからに花が重そうで、
風が吹くとゆっさゆっさとゆれている。
よくあれを支えていられるな、と感心する。

濃い紫のリラの花

いくつかの「はじまり」

街路樹の葉の裏に虫の卵をみつけた。
乾く前にくっついたのか、たんぽぽの綿毛もいっしょに。
虫とたんぽぽ、それぞれの「はじまり」。
不思議な偶然。

いくつかの「はじまり」

霧雨と鈴蘭

今日は霧雨。
静かな一日。
傘をさしてもほとんど意味がない。

近くの花壇にたくさんの鈴蘭が咲いている。
“朝露”とか、“雨上がり”とか、
鈴蘭には水滴が似合うと思う。

雨露のついた鈴蘭

名残りの梨の木

空気がぬるい・・・
それもなんだか“いやな”ぬるさ。
身体の中の季節のリズムが狂ってしまいそう。

近所の空き地(庭?)の姫林檎と梨の木がなくなり、
アパートのようなマンションが建った。
これから住む人は、その場所にそんな木があったことなんて
知らずに暮らしていくんだろう。

1本だけ残された傍らの小さな木に、
今年もまたたくさんの白い花が咲いた。

ここに昔、姫林檎と梨の木があった

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