b(+v)log by mamewo

氷の森

「霜柱(しもばしら)」…
その言葉から浮かぶイメージはなぜか子どもの頃の記憶。
普段あまり口にしないせいだろうか。

子どもの頃見た「霜柱」は、ほんの少し地面が持ち上がる程度。
もちろんまっすぐ上に。
ところがここ札幌の「霜柱」は全然違う。

飴細工のようなリボン状の霜柱

まるでケーキ職人が作る飴細工のように
波打つリボン状の「霜柱」。
いったいどんな成長の仕方をすればこんな風になるんだろう。

地面がそのままはがれたような所も

もしも自分の身体が1mmあるかないか、くらいだったら
さしずめここは、一夜にして現れた“氷の森”‥
太陽が昇ると消えてしまう、幻の森…

機能と美

美しいリズムを刻む竹と縄の細工

手仕事のぬくもりが残る細工
その規則的な幾何学模様が美しいリズムを刻む。
毎年この時期に街を彩る竹と縄のアート…

これはいわゆる『冬囲い』。
その細工も規則的な幾何学模様も
全てはやがて来るたくさんの雪から木々を守るためのもの。

手際よく竹を縄で結わえていく

先日同じ場所で、もくもくと囲いを作る人達を見た。
木の形に合わせ、巧みに竹を縄で結わえていくその姿は
まるで“美”を生み出す「職人」のようだった。

緑の落ち葉

この数日は本当に寒い。
もちろん真冬に比べればたいしたことはない、はずなんだけど
急激に訪れた寒さに、心も身体も準備が追いつかない。

秋は言わば冬への準備期間。
生き物は身体にエネルギーを蓄え、木々はその葉を紅や黄に染める。
そうやって少しずつ冬に備えていく。

   

近くの道で、街路樹のイチョウが一気に葉を落としていた。
しかも、そのほとんどが緑色の葉。
紅(黄)葉する間もなく落ちてしまったような、たくさんの緑色の葉。

街路樹のイチョウがすっかり葉を落としていた

落ちている葉のほとんどがまだ緑色

秋が深まるにつれて色づいていく街をながめたり
一面に敷きつめられた黄色い落ち葉を踏んで歩くのが
この季節の楽しみなのに…

   

明日は今日より10℃以上も気温が上がるらしい。
しかも、しばらくは暖かい日が続く、とのことだけど
落ちてしまった葉が枝に戻ることは、もう無い。

秋の風と 白うさぎ

いつの間にか風はもうすっかり肌寒く
木々の葉が日に日に色づいていく公園で
お気に入りの“白いうさぎ”は今日も空を見つめていた。

このうさぎには秋がほんとによく似合う

狭い…ながらも楽しい?我が家

歩道を歩いていると
大きな古本屋さんの駐車場で
緑色した丸いものが目に入った。

灰色のアスファルトに緑色の丸いものが!?

どうやらそれは何かの支柱だった鉄パイプを切ったあとで
その直径わずか5センチ程の錆びたパイプの中に
びっしりと草が生えている。

錆びた鉄パイプにびっしり草が生えている

それにしても、よくまぁこんなにびっしりと…
葉っぱの形から見て、少なくとも2種類以上はいるみたいだし。
しかも、小さな白い花まで咲いている。

よく見ると小さな花も咲いている

もちろんこの草達は好んでこの場所を選んだわけじゃなく
みんなたまたま種が運ばれて来ただけのこと。
芽が出て育つに十分な“何か”が、ここにあったんだろう。

周りから隔離されたこの狭い場所も
彼らにとってみればきっと唯一の楽園…
アスファルトの灰色の中で「緑色」がとても鮮やかに見えた。

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