オンコの木がたくさんの実をつけていた。
葉の深い緑と実の赤
その色合いが秋から冬を連想させる。

オンコとはイチイのことで
主に北海道でそう呼ばれるらしい。
ちなみにアララギもその呼び名の一つ。
イチイはその名の由来から、漢字で書くと「一位」。
他に「櫟」の字を使うこともある。
そういえば実家の住所は昔「櫟原(いちはら)」だった。
「実は食べると甘い」
そう書いてあったのでおそるおそる食べてみた。
少しかじるとほんのり甘く、中の蜜が糸を引いた。
“おそるおそる”食べたのは
その横に「実以外の部分には毒がある」とあったから。
もちろんタネも例外ではないので、食べる時には要注意!
Posted in photo 2006 9/24 (日) by mamewo | No comments
台風はまだ北海道のすぐそばにいるらしい。
その影響か、日中小雨が降り
虹が出た。

右に見える白い塔(?)は、かつてアンテナだったもの。
数年前までは電波を拾うための細かな枝を備えていたけど
今はその役目を終えたのか、すべて取りはらわれている。

この白い塔
晴れた日には空の青に映え、曇りの日には雲に溶け
夕陽にはきれいなオレンジ色に染まる。
大きくて、なのにほとんど無意味なもの
そういうものがあるってことが
ちょっといいなと思う。
Posted in photo 2006 9/19 (火) by mamewo | No comments
公園の花壇に見慣れない花があるな…
と思ってよくみると、“おじぎそう”だった。
なんだかずいぶん久しぶりに見たような気がする。
当然、つついてみる。
ゆっくりゆっくり、葉っぱが1枚ずつとじていくものもあれば
カクン、と一気に茎から折れるものもある。
しくみについて調べてみたら
触るとそれが電気信号になって曲がる部分に伝わり
その部分の水分量が変化して曲がる、とのこと。
この時の電気信号の伝わり方が
動物の神経伝達とよく似ているらしい。
驚いたことに麻酔も効くのだとか。
調子に乗ってあっちもこっちもつついているうち
なんだか植物をいじめてるようで、うしろめたくなってしまった。
おじぎそう、英語では“Sensitive_Plant(傷つきやすい植物)”。

おじぎそうのおじぎ [0:42m]:
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Posted in movie 2006 9/17 (日) by mamewo | No comments
夕方4時頃
太陽のまわりに大きな虹色の輪ができていた。
「虹色」とはいっても
虹ほどはっきりしたものではなかったけれど。

調べてみるとこれは「暈(かさ)」と呼ばれるもので
空中の氷の結晶により光が屈折して見られる現象だ、とのこと。
虹色に見えるのは六角柱の氷の結晶がプリズムのような役割を果たすからで
屈折した角度から「22度ハロ」(「ハロ」=暈)とも呼ぶらしい。
この現象
太陽に掛かるものであれば(月に掛かるものもある)
年に数十回以上は見られる極めて“ありふれた”現象だとか。
きっと気づいてないことの方が多いんだろう。
Posted in photo 2006 9/13 (水) by mamewo | No comments
お気に入りの“空き家”(「神秘的な蔓」参照)
そのコンクリートの塀のひび割れから一本の草がはえ
小さな花を咲かせていた。

草の名前はホソバウンラン。
ウンランは漢字で“海蘭”。
浜辺で蘭の“ような”花を咲かせるところから
この名がついた、らしい。
「園芸種だけど生命力が強く雑草化しやすい」とのこと。
ナットク。
どうみたって栄養分なんてなさそうな
もちろん補給もなさそうな場所に落ちた一つのタネ。
落ちる場所を選べないタネにとってはそこが大地。
芽を出し、葉を広げ、花を咲かせ・・・
その一生を想像してみる。
Posted in photo 2006 9/8 (金) by mamewo | No comments