紅いドウダンツツジのように
寒い。
どの季節でもそうだけど、毎年思う。
去年もこうだったっけ…?
どこかの家のドウダンツツジが紅く色づき始めていた。
北海道で優勝を決めてくれた日ハムの、札幌ドームのスタンドのように
紅い葉が風に揺れていた。
ドウダンツツジ。
漢字では「灯台躑躅」や、他に「満天星躑躅」とも書くらしい。
この時期の葉の、緑と紅との溶け合う感じが結構気に入っている。
20年ほど前
紅い楓の落ち葉を拾って色鉛筆で描いてみた時
どうしても思ったような色にならなかったことがある。
ある日、まだ落ちてない楓の葉の裏が緑色なのに気づき
これだ!と思って緑に紅を重ね、ようやくいい色になった。
その時のうれしい気持ちは今も忘れられない。
コルチカム、コルチカム…
秋になると
庭や花壇にちょっと変わった花が咲く。
淡い紫の花びらで、葉っぱのない花だけの花。
花の名前は「コルチカム」
別名イヌサフランでユリの仲間。
ちなみにサフランはクロッカスの仲間。
土の中から花だけが生えている様子はどこか“唐突”で
群生してると、ちょっぴり気味が悪い。
淡い紫の可憐さと、ちょっぴりの気味悪さとの微妙なバランス。
このコルチカム
土も水もなくても球根から花が咲くらしい。
もちろん、ちゃんと育てるためにはどちらも必要。
葉っぱは花の後(北海道では初夏あたり)に出てくるのだとか。
その葉っぱも夏には枯れて、球根はいったん眠りにつくらしい。
ちゃんと葉っぱがあることを知って、なぜか少しホッとした。
昔、職場近くの庭にこの花を見つけ、その家のおじさんに名前を聞いた。
忘れないよう、見かけるたびに頭の中でその名前をくり返した。
その習慣が、今も少し残っている。
鳩が羽ばたくとき
近くに、いつも鳩の集まる屋根がある。
というか
なぜかウチの近所ではここにしか鳩がいない。
それにしても
太陽を背にすると
鳩でさえ不思議とかっこうよく見える。
ひょっとしてこの鳩たち
これから世界でも救うんじゃないか?
ついついそんなことを想像してしまう。
鳩が羽ばたくとき [0:52m]: Play Now | Play in Popup