戦士の休息
人知れず、この世界を救うために闘っている鳩達。(「鳩が羽ばたくとき」参照)
彼らにも休息は必要。
たとえそれが“つかの間”であったとしても・・・
とまぁ、それはそれとして。
鳩にしろカラスにしろスズメにしろ
なんで鳥達はあんな電線みたいな所にとまっていられるんだろう。
想像してみる。
もしも自分の足が物をつかめるような仕組みになってたとしたら…
電線は無理として、例えば鉄棒なんかの上にじっととまっていられるだろうか。
どれだけ強い握力でしっかりつかんでいたとしても
前後にちょっとでもバランスをくずしたら
落ちないにしても、ぐるんと回ってしまいそう…
でもそんな鳥は1羽も見たことない。
それどころか、バサバサと飛んできてそのまま電線の上にとまったり
なんてことも、軽々とやってのける。
でもま、考えてみれば
“自分で羽ばたいて空を飛べる”という時点で
すでに想像をはるかに越えてるんだけど。
マルハナバチは2度ベルを鳴らす?
買物から帰ってみると
玄関のチャイムのそばに
珍しい客がいた。
エゾコマルハナバチ
あるいはエゾオオマルハナバチ?
調べてみたけど違いは今ひとつ分からなかった。
日差しを避けて休んでいたのか、それともよほど疲れていたのか
息を吹きかけても、持ってたものでつついてみても
しっかりしがみついて動こうとはしなかった。
もちろん毒針は持ってるものの、元来おとなしい性格で
よほどのことがない限り人を刺すことはないらしい。
でもやっぱり“ハチ”ってだけで、ちょっと怖い。
子どもの頃、いとこと一緒に虫とりに出かけ
カブトムシをとろうと木を蹴るいとこが、目の前でスズメバチに刺されたことがある。
その時の怖さが今も記憶に残っているからかもしれない。
ドアを開けると中に入ってしまいそうだし、かといって飛んでもいかない。
あまり強い刺激を与えて反撃されるのも怖い。
このままでは僕がウチに入れない・・・
思い切ってそろりそろりとドアを開けてみた。
それでも全く動く気配がないので、視線をそらさずゆっくりゆっくりウチの中へ。
そうしてなんとか、無事に帰宅することができた。
そのあとハチがどうなったのか
いつまでそこにしがみついていたのか
僕は知らない。