戦士の休息
人知れず、この世界を救うために闘っている鳩達。(「鳩が羽ばたくとき」参照)
彼らにも休息は必要。
たとえそれが“つかの間”であったとしても・・・
とまぁ、それはそれとして。
鳩にしろカラスにしろスズメにしろ
なんで鳥達はあんな電線みたいな所にとまっていられるんだろう。
想像してみる。
もしも自分の足が物をつかめるような仕組みになってたとしたら…
電線は無理として、例えば鉄棒なんかの上にじっととまっていられるだろうか。
どれだけ強い握力でしっかりつかんでいたとしても
前後にちょっとでもバランスをくずしたら
落ちないにしても、ぐるんと回ってしまいそう…
でもそんな鳥は1羽も見たことない。
それどころか、バサバサと飛んできてそのまま電線の上にとまったり
なんてことも、軽々とやってのける。
でもま、考えてみれば
“自分で羽ばたいて空を飛べる”という時点で
すでに想像をはるかに越えてるんだけど。
戦士の休息 [0:48m]: Play Now | Play in Popupマルハナバチは2度ベルを鳴らす?
買物から帰ってみると
玄関のチャイムのそばに
珍しい客がいた。
エゾコマルハナバチ
あるいはエゾオオマルハナバチ?
調べてみたけど違いは今ひとつ分からなかった。
日差しを避けて休んでいたのか、それともよほど疲れていたのか
息を吹きかけても、持ってたものでつついてみても
しっかりしがみついて動こうとはしなかった。
もちろん毒針は持ってるものの、元来おとなしい性格で
よほどのことがない限り人を刺すことはないらしい。
でもやっぱり“ハチ”ってだけで、ちょっと怖い。
子どもの頃、いとこと一緒に虫とりに出かけ
カブトムシをとろうと木を蹴るいとこが、目の前でスズメバチに刺されたことがある。
その時の怖さが今も記憶に残っているからかもしれない。
ドアを開けると中に入ってしまいそうだし、かといって飛んでもいかない。
あまり強い刺激を与えて反撃されるのも怖い。
このままでは僕がウチに入れない・・・
思い切ってそろりそろりとドアを開けてみた。
それでも全く動く気配がないので、視線をそらさずゆっくりゆっくりウチの中へ。
そうしてなんとか、無事に帰宅することができた。
そのあとハチがどうなったのか
いつまでそこにしがみついていたのか
僕は知らない。
