b+vlog by mamewo

桔梗の花びら

あるお宅の床の間に、桔梗の一輪挿しをみつけた。
(この色と形がなんとも和風、そうそう、つぼみがまたいいんだよね)
なんて思いながら見てると、そのつぼみに妙な違和感…

?!、なんで“四角”?

桔梗のつぼみは、キュッととじたまま風船のようにふくらんでいく。
花びらは五枚だから、ふくらんだつぼみは五角形だとばかり思っていた。
なのに、その一輪挿しの桔梗のつぼみは四角形だった。

ひょっとすると、つぼみは最初四角形で
大きくふくらむにつれて五角形になるのかも…
ものすごく気になったので、近所の庭に咲いてる桔梗を観察することにした。

近所の庭に咲いている“秋の七草”、桔梗の花

すると、たくさんあるつぼみの中に
四角のものと五角のものが混じっている。
いったいこれはどういうことなんだろう。

上から見るとたしかに四角… 五角だとすんなり納得できる気がする 今にもはじけそうな桔梗のつぼみ(五角)

今度はネットで調べてみた。
いろいろ見てみると、桔梗には花びらが四枚のものもあることが判明。
それなら納得がいく。

あらためて近所の庭に見に行くと
確かに花びらが四枚のものがたくさんある。
しかも、四枚の花と五枚の花が、一本の茎から一緒に咲いている。

左の1つをのぞいて全部花びらが4枚

僕が知らなかっただけで、桔梗にとっては何も特別なことではないのだろう。
「桔梗の花びらは五枚」と思い込んでいたせいか
これまで全然気付かなかった…

ほおずきのレース編み

ある家の脇にいくつかの“ほおずき”がなっていた。
よく見ると、見慣れたオレンジ色のほおずきの中に
ちょっと変わったのが混じっていた。

オレンジ色のほおずきに混じってちょっと変わったのが…

オレンジ色の部分がすっかりなくなり
まるでレース編みのようになったほおずき。
中の実が編み目からきれいに透けて見えていた。

レース編みのほおずきは中の実がきれいに透けて見えていた

調べてみると、これはテントウムシなどが食べてしまった跡らしい。
ちなみに、食べられてしまったオレンジ色の部分は
ほおずきの花の“顎(がく)”が変化したもの、とのこと。

子どもの頃
お母さんだったかおばあちゃんだったかに
“ほおずき遊び”を教えてもらった。

実をやさしくもんでやわらかくし
もいだ時の小さな穴から中身だけを抜き取り
空気を入れたその実を口でつぶして音をならす

遊び方は確かそんな感じだったと思う。
何度かチャレンジしたけれど、どうやら根気のない子だったようで
結局一度も成功した記憶がない…

みの虫の旅

とあるマンションを囲む塀に
1センチくらいの“みの虫”が
時おり強い風にあおられながらしがみついていた。

小さなちいさなみの虫が塀にしがみついていた

どこへ行こうとしているのかは知らないけれど
小さなちいさなみの虫は一生懸命
塀の上を右から左へと動いていた。

時おり風にあおられながら右から左へ動いていた

子どもの頃
お向かいさんの庭の木にみの虫がたくさんいて
集めては片っ端から“みの”を脱がせて遊んでいた。

今思えばちょっと残酷な気もするけど
おかげで「みのの中がどうなってるのか」や
「意外なほど“みの”は頑丈にできている」ことを知ることができた。

もちろんそれは今でもちゃんと覚えている。