b+vlog by mamewo

赤い蔦(つた)

今年は夏の暑さが長引いたせいか、秋がとても短い気がする。
街の木々もみるみる色づき
まるで季節に遅れまいと焦っているかのよう。

紅く色づく蔦と灰色の壁とのきれいなコントラスト

近所の家の壁を這う若い蔦も
知らないうちにすっかり紅くなっていた。
灰色の壁とのコントラストがとてもきれいだった。

2本ならんでまっすぐ上へ 先端にはまだ新しい小さな葉っぱも見られる 9月の半ばにはまだ緑色だったのに

Little Red Chair

Little Red Chair

新しい絵ができた。
めずらしくペースが速い。(僕にしては、だけど)
“秋”だから?

絵の内容は季節とは全く無関係。
前2作が続けて“猫”だったので
今回は“動物抜き”にしてみた。

サルビアの甘い蜜

ずいぶんと低くなった夕暮れの日差しが
道路の花だんでまっ赤に咲いているサルビアを照らし
長い影をつくっていた。

西日に照らされ朱色に光るサルビアの花

子どもの頃、友達に「サルビアの蜜は甘い」と教えてもらった。
 ・ ・ ・
サルビアの花びらをつまんで引っ張ると
顎(がく)のところから抜けるようにきれいにとれる。
その付け根の部分をチュッと吸うと、ほんのり甘い。

サルビアの花は茎から出た赤い顎と筒状の花びらからできている 花びらをつまんで抜き、根元を吸うとほんのり甘い

そのことを知った子供の僕らは、サルビアを見つけるたびに片っ端から蜜を吸った。
僕らの通ったあとには、蜜を吸われ、捨てられた花びらで赤い道ができていた。
なんせ子供だから加減を知らなかった。

このままじゃ町中のサルビアが吸い尽くされるかも…という、そんなある日
いつものように蜜を吸うため花びらを抜き、口にもっていこうとすると
視界に何やら黒いものがチラッと映った。

“黒いもの”の正体は小さなアリ。
甘い蜜に群がっていたのは僕らだけじゃなかった。
あわててその花びらを捨て、それ以後再び蜜を吸う気にはなれなかった。

こうして町のサルビアは無事に守られた。
 ・ ・ ・
ものすごく久しぶりに、サルビアの蜜を吸ってみた。
やっぱりほんのり甘かったけど
あの頃吸った蜜はもっと甘かったような気がした。

注意)
このご時世、道ばたなどに生えているものを口に入れる際にはよくご注意の上
くれぐれも自己責任でお願いします。

薔薇の庭

Garden of Roses

新しい絵が完成。
2枚続けてネコの絵、というのが少し気になったけど
見てしまったものは仕方が無い…

ウチの近くに薔薇がきれいな洋風の庭がある。
この夏は特にたくさんの薔薇が咲いていて
その香りは、前の道を歩いていても分かるほど。

ぼんやり眺めてると、誰かの視線!
そこではじめて、庭にネコがいることに気付く。
毛並みのいい、いかにもお上品そうな黒いネコ。

薔薇、洋風の庭、上品な黒ネコ… ちょっと“できすぎ”な光景。

アスパラガスの赤い実

歩道にある街路樹の脇に
アスパラガスがたくさん実をつけていた。
実はどれも真っ赤に熟していた。

街路樹脇のアスパラガスが真っ赤な実をつけていた 針のように細い葉と赤い実とのコントラストがきれい

1週間ほど前に見た時はどれもまだくすんだ赤で
側の家のおばさんは「もっと赤くなったら持って行って植えるといいよ」
と教えてくれた。

この実からあのアスパラガスが生えてくる…

この赤い実を植えると
最初の年は細くてダメだけど
2、3年ほどで食べられるくらいのアスパラが生えるのだとか。

成長し、葉の茂ったものは観賞用として花屋さんでも売っているアスパラガス。
その姿からは、なかなかあの“アスパラ”は想像できないけど
根元に近い茎をみると、ちゃんと面影が残っている。

根元の方の茎にはあの“アスパラ”の面影が残っている

ここ札幌では庭や花壇でアスパラガスをよく見かける。
春から夏にかけ、土から伸びていくときの姿はまさに“アスパラ”で
それがあちこちでニョキニョキ生えているのを見ると、ちょっと不思議な気がする。