b(+v)log by mamewo

いつか、陽の当たる場所

アパートの階段の影
水道メーターの蓋のところに
タンポポのような草が生えていた。

細く高くのびた草は階段にさえぎられるように曲がり
顔をのぞかせた黄色い小さな花が
その花いっぱいで陽の光を浴びていた。

アパートの階段の影から黄色い小さな花が顔をのぞかせていた その花は花いっぱいで陽の光を浴びていた

花が花である理由

スーパーマーケットに行く途中
花壇の外れでひょろひょろとのびている草が目に入った。
その草は、なぜかところどころ淡い水色に見えた。

花壇の外れでひょろひょろとのびた草はところどころ淡い水色をしていた

(ん?何だろう、あの淡い水色は…)
気になって立ち止まり、のぞきこんでみると
それは小さな小さな花だった。

小さな花をつけるこの草は“ハマワスレナグサ”(だと思う…)

直径3ミリ程度の花をつけるこの草の名前は“ハマワスレナグサ”。
“キュウリグサ”と迷ったけど、花の形や大きさなどを見る限り
多分“ハマワスレナグサ”だと思う。

こんなに小さいのに、ちゃんと花の形をしている。
といっても、「大きい・小さい」なんて、見る側の勝手な基準だから
この大きさを「ちょうどいい」と感じる世界もある、ということなんだろう。