冬の散歩
散歩がてら
次の絵の参考にするための写真を撮りにいこうと
近くのサイクリングロードに向かった。
昨日降った雪のせいか
途中にある柵で囲まれた空き地はたっぷりと雪を蓄え
しかもきれいに平らになっていた。
写真に撮りたかったのはナナカマドの木。
サイクリングロードの並木には、まだたくさんの実が残っていて
スズメやカラス、渡り鳥らしき見知らぬ鳥まで集まり、とてもにぎやかだった。
欲しいのはほぼ真下から見上げるようなアングル。
けど、雪かきされたロードとは違い、木の下は積もるにまかせた雪がどっさり。
仕方なくスネまで埋まりながら、かじかむ指でシャッターを切っていた。
足から徐々に冷えてきた頃
1匹の犬が僕に近づいてきた。
長い毛をゆさゆさゆらしたゴールデン・レトリーバー(かな?)。
「散歩の途中で興味を持ったみたい」と飼い主。
なんだか分からないけどピタッと僕の足に寄り添い
穏やかな目で遠くを見ていた。