旅の途中で
といっても、僕が旅をしたわけではない。
今朝、出かける時
なにやら黒いものが目の前を横切り、アパートの階段に落ちた。
それは黒地に薄い緑のしましまの、トンボの不時着だった。
風が強かったから、いつもより飛ぶのに疲れたのかもしれない。
あまり見慣れない種類のトンボだったので
お休みの所失礼して、写真を撮らせていただいた。
後でネットで調べてみると
サナエトンボの仲間らしい、という所までは分かったものの
今ひとつ決定的な答えが見つからない。
色と模様を頼りに、さらに深く調べていくと“ダビドサナエ”がこれに近い。
でも分布を見ると「東北から九州」となっている!?
名前の響きは気に入ったけど、どうやらこれも違うらしい。
こうなるとだんだん意地になってくる。
今度は“ダビドサナエ”で調べてみて、ようやく“モイワサナエ”にたどり着いた。
色も模様も分布も名前も(札幌の藻岩山に由来)しっくり。
ちなみに“ダビド”は、フランス人採集家のP.Davidに由来してる、らしい。
場所は変わって帰宅途中
小雨のふる中、ふと足下を見ると“何か”がある。
石ころ?と思ったら“でんでん虫”だった。
あと2歩、気付くのに遅れていたら危なかった…
道行きの邪魔をして申し訳ないとは思ったけど
彼(と彼女:雌雄同体)の安全のことも考え
つまみ上げて歩道脇の植え込みに置いておいた。
今日は、なんかそんな日だった。